忙しい人は本当に多い。
暇だと言ってる人は、年金暮らしの高齢者か、軟禁状態にある入院患者か、週末の子供たち、と私くらいかもしれない。(最近は自分は暇だというようにしている。その意図についてはいつか解説したい。)

私もかつては常に忙しい人だった。

まぁそれ自体は別に構わない。

忙しいことを言い訳に、色々なものを先送りにする。
一時的ならピークを乗り切ればやがて収束する。
しかし忙しさが数か月、数年と続くと、疲労感もMAXになり、作業効率も下がり、思考も止まる。仕事勤めをする大半の人ならこういう状況は経験があるかと思う。

 

ただ、超絶な忙しさが続いたときにこそ、やるべきことがある。
それは、「忙しさ」の分析と対策

・なんでそんなに忙しいのか。
・何をしたら楽になるのか。
・そしてひとつでもいいから即実行。

これができるかできないかで、その人の未来が大きく分れる。

 

この作業は自身の未来を創造することに他ならない。未来の自分に意識を置き、今のままで許容できるのか、それとも何かを変えないとまずいと思うのか。今より未来に焦点を置くことなのだ。現状を改善し、自身を改善していくことで、状況が変わる。自身の未来が改善する。

一方で、これができない人は、忙しい現状つまり過去に自分の100%を当てているということ。意志をもって未来を創造していないのだから、その人の未来は、今のまま成長のない現状の延長線に形成されるわけだ。

 

この原理は、私が過去に経験した借金地獄と同じなのだ。闘病生活も同じなのだ。
今苦しいからといって返済を先延ばしにすればするほど、未来の負担は利息が乗って激増するのだから。忙しいからといって「なんとかする」ことをサボってはいけない。

だからこそ私は、苦しいときほど、未来に焦点を当てて熟考することをお勧めする。

忙しいという言い訳②へ続く